やれること

○○のやり方ってのは最近だといくらでも誰かがノウハウとして書き記してくれているものだと思うけど、いくらノウハウを勉強しても、それを使う習慣だけは教えてくれない。3DCADの使い方を勉強しても使わなかったらすぐ忘れる、驚くほどすぐに忘れる。コードの書き方も忘れる。体に染みつくほどやったことなら時間を置いても思い出せるけど、オベンキョーして身につけたものは染み付いてないから使わないと忘れる。結局のところそれが必要な状況が発生するか否かが全てなのかなーと。動機さえあればゼロからのスタートでも少しずつ身につけられる。ノウハウ情報が少ないジャンルの内容でも現代なら大抵の情報にはアクセスできるので手繰り寄せることができるし。たまーにどうやってものを作るのか聞かれることがあるけど、自分の作り方を説明するよりも紙粘土でもキットの組み合わせでもなんでもいいからやれる内容で作ればいいと思うくらいしか答えないのが正解なのかもしれないと最近思う。作りたいもののイメージが湧かない人にどう説明するかはまた別問題。そもそもモチベーションがなくてただの話のネタにしたい人ならどうでもいいんだけど、モチベーションがあってもとっかかりを掴めない人に掴んでもらう方法、これが難しい。とはいえ、別に掴んでもらうなんてのは僕がサポートすることではなくて、やる人は自分で掴むものだと思うけど。