土俵

同じ土俵に上がるという言葉がある。同じ土俵に上がるという意味だ（それは本当にそう）。それとは逆に土俵が違うなんて言い方もするが、何かやりたいことをやる場合、「土俵は違うけどあっち（凄いと思うこと）の土俵に上がっていく気持ちはあった方がよい」とは思う。たとえば、趣味でMakeをやっていると、プロエンジニアの桁違いの実力を見る機会は少なからずあって、それが出来ないとその場に参加できない、という考え方になる人が少なからずいるようだ。いわゆる「つよつよ勢がヤバすぎる」だ。これは全くの誤りで、だれも参加資格なんて考えてはいないので、自分ではよくLチカのやり方ですら十人十色だ、だからなんでも作ればええやん。みたいな事を話すことがある。が、それとは別に、凄い人をただの天上人として見るのではなく、何が凄くてどうしたらそうなるのか、というのを少しでも吸収する気持ちがあると不思議と同じ土俵に立てる。「同じ土俵に立つ＝同レベル」では無いのがミソだ。目線を少しでも近いところまで持っていければ今まで見えなかった物が見えてくるかもしれないきっと多分。